「机を捨てる値段はいくら？」の答えは、方法によって変わります。
大きくは①自治体の粗大ごみ回収、②不用品回収業者、③買取・譲渡の3択です。
この記事では、それぞれの費用感・流れ・向き不向きをまとめます。
「急いで片づけたい／できるだけ安く／できればお金にしたい」など、目的別のおすすめも紹介します。
更新日：2025年11月5日
目次
まず結論：最短ルートと費用の目安
最安を狙うなら、基本は自治体の粗大ごみ回収です。
申し込み→シール購入→指定日に屋外へ、の流れで、費用は数百円〜千円台のことが多いです。
スピード重視なら不用品回収業者。
予約次第で最短当日〜翌日に回収もめざせます。費用は単品（机のみ）〜軽トラック積み放題などプランで変わります。
お金に変えたいなら買取・フリマ・譲渡。状態・ブランド・サイズがポイントです。
キズが少ない／人気デザイン／組み立て・搬出がしやすい、だと有利です。
どの方法でも回収NGの品（家電4品目・PCなど）があるため、机と一緒に出すものは事前に確認しましょう。
迷ったら、「自治体で予約→間に合わなければ業者→売れそうなら買取査定」の順で検討すると動きやすいです。
自治体の粗大ごみ回収：仕組みと費用の考え方
自治体の粗大ごみは、事前申込（予約制）が一般的です。
申し込み後に「粗大ごみ処理券」（またはキャッシュレス支払い）で手数料を納め、シールを机に貼って指定日・指定場所に出します。
費用は品目・大きさで区分される方式が多く、机は材質や袖の有無・サイズで料金が変わることがあります。
確認ステップ（5分でOK）
① お住まいの自治体サイトで「粗大ごみ 机 料金」を検索。
② 品目表で「机（学習机／事務机／テーブル）」の区分と料金を確認。
③ 申し込み方法（ネット／電話）、最短収集日、出し方（前日夜可？当日朝のみ？）をチェック。
④ 家電4品目やパソコンなど回収不可品が混ざらないように分けておきます。
メリット：費用が安い／公式ルールが明確。
注意：予約が混む時期は待つことがある／屋外まで自分で運び出す必要がある場合が多い。
コツ：収集日から逆算して申込。早めに在庫（シールや予約枠）を確保。
不用品回収業者：相場・注意点・節約ワザ
相場の考え方は、単品回収かトラック積み放題かで変わります。
机1点のみの単品なら、数千円〜の提示例があります。
点数が多い／家中まとめて片づけるなら、軽トラックの積み放題など定額パック（目安：1万円前後〜）の方が割安になることがあります。
見積もり時に確認したいこと
・基本料金／出張費／搬出作業費／階段や吊り作業の追加費／深夜・早朝の割増。
・リサイクル対象品の取扱い（家電4品目やPC）。
・即日可否・到着時間帯・支払い方法。
・買取できる品がある場合の査定手順（同時に現地査定できるか）。
節約ワザ：相見積もりは最低3社。
重い袖机などは、引き出しを外して軽量化すると搬出がスムーズになり、作業時間短縮につながることがあります。
また、机だけ先に出して他は自治体回収のように、組み合わせるとコストを抑えられる場合があります。
買取・譲渡という選択肢：条件と高く売るコツ
買取になりやすい条件
・キズやガタつきが少ない。
・人気のデザイン・ブランド。
・組み立て・搬出が容易（軽量／分解可）。
・付属パーツや取説がそろっている。
高く売るコツ
・表面をやさしく拭き、天板の印字や汚れを除去（無理に削らない）。
・自然光で全体・角・天板の写真を撮る。
・サイズ（幅×奥行×高さ）と材質（木製・スチール）、年式や購入時の価格帯を記載。
・搬出導線（エレベーター有無、玄関幅）を書いておくと、引き取り側の不安が減ります。
譲渡（フリマアプリ・地域掲示板）は、費用を抑えつつリユースできます。
取引条件（引き取り日時／搬出の手伝いの可否／階段の有無）を明確に。
大型品は分解後のサイズも記載すると問い合わせがスムーズです。
方法別の比較表：費用・速さ・手間
| 方法 | 費用のめやす | 速さ | 手間 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 自治体の粗大ごみ | 数百円〜千円台 | 予約状況次第（数日〜） | 申込・シール購入・屋外へ搬出 | とにかく安く／計画的に出せる |
| 不用品回収業者（単品） | 机1点で数千円〜（条件で変動） | 早い（即日〜可も） | 見積→回収のみ | 日程優先／力仕事を任せたい |
| 不用品回収業者（積み放題） | 軽トラ定額で1万円前後〜 | 早い（即日〜可も） | 家財まとめて回収可 | 机以外もまとめて片づけたい |
| 買取・譲渡 | 売却ならプラス（0円〜） | 相手次第 | 写真・やり取り・梱包/搬出 | 状態が良い／時間に余裕がある |
ケース別おすすめ
- 引っ越しが目前：業者の即日〜短納期枠を当てる → 他の不用品も同梱で定額パックに。
- できるだけ安く：自治体を第一候補に。日程が合わなければ業者の単品に切替。
- 大型で重い学習机：引き出し・袖を外して軽量化。搬出経路を確保。難しければ業者に任せる。
- 状態が良い・ブランド品：買取査定→売れなければ業者／自治体へ。
よくある質問：回収不可品・データ・解体など
Q1. 机と一緒に家電も出したい。何か注意は？
家電4品目（テレビ・冷蔵庫・洗濯機/乾燥機・エアコン）は自治体の粗大ごみでは出せないのが一般的です。
家電リサイクル法に従い、販売店や指定窓口の手順で処理します。
パソコンは資源有効利用促進法に基づくメーカー回収の仕組みがあります。
Q2. 机は分解した方が安くなりますか？
分解でサイズや重量が下がると、搬出時間の短縮や料金区分の見直しにつながる場合があります。
無理な解体は事故や破損の原因になるため、工具や手順に不安がある場合は無理をしないでください。
Q3. フリマや譲渡で気をつけることは？
採寸・写真・受け渡し条件（引き取り日・搬出の手伝い有無）を明記します。
エレベーターが無い場合や階段・曲がり角が狭い場合は先に伝えるとトラブルが減ります。
Q4. 情報が見つからない場合は？
「（自治体名） 粗大ごみ 机 料金」で検索し、公式サイトの品目表と申込方法を確認してください。
わからない場合は「確実な情報は確認できませんでした」とし、電話確認をおすすめします。
最後に。
机を捨てる値段はいくら？は、方法選びで大きく変わります。
安さ＝自治体、速さ＝業者、価値を残す＝買取。
目的に合わせて無理のない方法を選び、気持ちよく片づけを進めましょう。
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