更新日:2025年10月28日。
「使わなくなったタブレットの処分」をいちばんやさしく、確かな情報だけでまとめます。結論は〈売る/下取り/無料回収/自治体〉の4ルートから目的別に選び、最初に“データ消去(初期化)とバッテリー安全”を必ず確認することです。自治体や国認定の回収、公式の下取りはルールが明確で安心です。各サービスの条件は変わるため、掲載時点の例として読み、最終判断は公式案内でご確認ください。
まずやること|バックアップ→アカウント解除→初期化
①バックアップを取ります。写真や連絡先、必要なアプリのデータを保存します。
②アカウント解除をします。iPadは「探す」のオフとApple IDサインアウト。AndroidはGoogleアカウントの削除を行います。
③初期化(工場出荷時)を実行します。iPadは「設定」→「一般」→「転送またはiPadをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」。Androidタブレットは「設定」→「システム」→「リセット」→「すべてのデータを消去」がおおまかな流れです。メニュー名は機種やOSバージョンで少し異なる場合があります。
セルラー対応モデルはSIMやeSIMの扱いに注意します。回線の解約やeSIMの消去は、契約先の案内に従ってください。
この段階で付属品(ケーブル・アダプタ・箱・説明書)を揃えると、買取・下取り・引き取りがスムーズに進みやすいです。
ポイント:初期化の前後でアカウントの残りや「探す」のロックがないかをダブルチェックするとトラブルが減ります。
4つの処分ルートを比較|目的別の選び方
| ルート | 費用感 | お金 | 手間 | スピード | データ消去 | 相性が良い人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売る(買取・フリマ) | 基本無料(送料/手数料は条件で変動) | 戻る可能性あり | やや必要(相場確認・発送) | 中 | 自分で初期化。店舗は消去対応の有無を要確認 | できるだけ高く手放したい人 |
| 下取り(ストア/量販) | 無料 | 新製品の割引やポイント | 少 | 中〜速 | 自分で初期化+店舗側手順 | 買い替えと同時に済ませたい人 |
| 無料回収(宅配/拠点) | 条件付き無料(例:PC同梱時に1箱無料など) | 基本なし | 少 | 中 | 自分で初期化。 消去証明は有料オプションの例あり |
費用を抑えて適正処理したい人 |
| 自治体の回収 | 多くは無料 | なし | 少 | 中 | 自分で初期化。投入口サイズや対象品の確認が必要 | 身近な拠点で出したい人 |
「できるだけ高く」なら売る。買い替え同時なら下取り。費用を抑えて手早くなら無料回収・自治体回収が目安です。
売る(買取・フリマ)|相場の見方と準備
家電量販店の買取サービスや宅配買取、フリマ・オークションなど複数の方法があります。
準備の基本は次のとおりです。
- 本体の状態チェック(画面・バッテリーの膨張がないか)。
- 付属品の有無(箱・ケーブル・アダプタ)。
- ストレージ容量・型番・カラーを控える。
- 初期化とアカウント解除の完了を明記する。
店舗や宅配の買取サービスは本人確認書類が必要です。査定基準や入金方法、データ消去の取り扱いは各社で異なるため、申し込み前に案内を確認してください。
コツ:相場は時期で動きます。複数社の見積もり比較や、需要が高まる前後(決算・学期・大型連休)を意識すると、条件が合う可能性があります。
下取り(ストア/メーカー/量販店)|買い替えと同時にスムーズ
下取りは新しい製品の購入時に割引やポイントとして使えるのが特長です。
- AppleのTrade In(iPad)は対象機種に下取り額がつく場合があり、対象外でも無料リサイクルの案内があります。
- 量販店でも下取りや買取からポイント化できる施策があります。新規購入と合わせた使い方を比較すると整理しやすいです。
いずれも初期化と「探す」オフは必須です。店頭・宅配・アプリなど手続きの流れが複数あるため、最新の公式ページの指示に従ってください。
無料回収(国認定の宅配/回収拠点)|条件を理解しておトクに
国の認定を受けた事業者による宅配回収は、自治体と連携して広く利用されています。
- パソコン本体を同梱すると1箱の宅配回収が無料になるなど、無料条件が設定されているケースがあります。
- 対象サイズの上限(たとえば3辺合計140cm・20kg以内など)があり、箱の準備や伝票発行の流れが決まっています。
- データ消去の有料オプションや消去証明書の発行を用意している例があります。料金や条件は最新情報をご確認ください。
回収拠点へ直接持ち込める地域もあります。お住まいの自治体ページや事業者の案内で、対象品・費用・受付方法を事前に確認すると安心です。
自治体の出し方(小型家電リサイクル)|ボックスと対面回収
多くの自治体は、小型家電リサイクル法にもとづいて回収ボックスや対面回収を実施しています。
- 回収ボックスは投入口のサイズが決まっており、例として「30cm×15cm、長さ30cm未満」などの規定があります。
- 自治体によってはタブレットを対象に含むと明記している例もあります。
- 投入口に入らないものや安全上の理由で対象外になる場合があります。必ずお住まいの自治体ページで最新のルールをご確認ください。
持ち込む前に、個人情報の消去と電池の取り扱い(取り外し式なら専用回収へ)を忘れずに確認します。
バッテリー(リチウムイオン)の安全|混合ごみには出さない
タブレットやモバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池は、破砕・圧縮で発火する事故が報告されています。
- 混合ごみ・燃えるごみ・不燃ごみなどに出さず、自治体や回収事業者の指示どおりに出してください。
- 取り外し式の小型充電式電池は、絶縁(端子をテープで覆う等)して専用回収へ。回収協力店検索を活用できます。
- 電池の膨張・破損がある場合は、無理に使ったり分解したりせず、自治体・回収事業者へ相談してください。
法人・学校でまとめて処分する場合
自治体の小型家電回収は家庭系が対象のケースが多く、事業系は対象外になることがあります。
法人や学校で大量に処分する場合は、認定事業者の宅配回収、リユース・リサイクル事業者、メーカー・販売店のプログラムを確認し、データ消去証明の要否を明確にして手配しましょう。
失敗しないチェックリスト|出す前の最終確認
- バックアップを取った。
- アカウント解除(iPadは「探す」オフ&サインアウト、AndroidはGoogleアカウント削除)をした。
- 初期化(工場出荷時)を完了した。
- 付属品を揃えた(ケーブル・アダプタ・箱)。
- バッテリーの状態を確認した(膨張・破損があれば相談)。
- 目的別ルートを決めた(高く=売る/買い替え同時=下取り/費用抑える=無料回収・自治体)。
よくある質問(FAQ)
Q.使わなくなったタブレットは無料回収してもらえますか?
A.条件付きで無料になる例があります。たとえばパソコン本体を同梱した1箱が無料などの条件が設定されることがあります。タブレット単体のみの回収は有料になる場合があります。最新条件を必ず確認してください。
Q.データ消去の証明書は出せますか?
A.回収事業者の有料オプションとして発行できる例があります。料金や発行方法は事業者の案内をご確認ください。
Q.自治体の回収ボックスに入れて良いサイズは?
A.自治体で異なりますが、例として投入口30cm×15cmなどの規定があります。長さや厚みで入らない場合は、対面回収や宅配回収を検討してください。
Q.壊れていても回収や買取はできますか?
A.回収は多くの事業者で可能な例があり、買取は状態や機種によって可否・価格が大きく変わります。買取ページの注意事項を事前にご確認ください。
まとめ|安全・安心・手間のバランスで選ぼう
「使わなくなったタブレットの処分」は、①データ消去&安全確認 → ②目的に合うルート選びの順で考えると迷いにくいです。
高く手放したいなら売る、買い替えと同時なら下取り、費用・手間を抑えるなら無料回収や自治体回収が候補です。
最終的な条件は必ず公式の最新ページでご確認ください。安心・適正に手放して、次の人や資源につなげましょう。

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